経営業務管理責任者になれる者がいない場合は許可を受けられないのか?

建設業の許可を受けるための要件の1つに、自社に建設業を経営してきた経験を持つ者がいることが要件になっています。(許可を受けようとする業種で5年、許可を受けようとする業種以外では6年以上の経験が必要です。)この経験というのは、建設業の許可を受けていた経験でももちろんいいのですが、軽微な工事での経験でもかまいません。ただ、経営業務管理責任者の要件を満たすものがいないというだけで許可をあきらめていませんか?

自社に経営業務管理責任の要件を満たす者がいないのであれば、要件を満たす者を迎え入れればいいのです。建設業を営んでいた他社の取締役を自社の取締役として迎え入れれば要件を満たすことができます。ただし、名義貸しは厳禁です!!!

要件を満たすために、以下のことに注意しなければなりません。

1.取締役として登記すること。

2.申請する会社で常勤であること。

3.建設業の許可を取得した後も経営業務管理責任者として職務を継続して行うこと。

何度も言いますが、建設業の許可をとりたいからと言っても名義貸しは厳禁です!!!経営業務管理責任者の名義貸しが発覚すると許可は取り消されます!許可取消処分を受けると、代表取締はもちろん在籍していた役員は以後5年間は許可を受けることができなくなってしまいます。他社から建設業の経営経験を持つ方を取締役として迎え入れる場合には注意が必要です。